オホーツクサイクリングについて問い合わせの多いご質問をまとめました。このページの回答をご覧になっても不明な点があれば、実行委員へお問い合わせください。
大会全般について
オホーツクサイクリングはどのようなイベントですか?
オホーツクサイクリングは、最も美しいオホーツクの初夏に、サイクリングを通じて豊かな自然とふれあい、健康な心と身体をつくることを目的として、1982年(昭和57年)に誕生、今回の第38回大会をもって終了します。
オホーツク管内最北端の雄武町(おうむちょう)をスタート、北見市常呂町(ところちょう)を経て世界自然遺産・知床を擁する斜里町(しゃりちょう)までの212kmを1泊2日で走破する「オホーツク街道フルコース(212km)」、北見市常呂町ゴールの「満喫コース(133km)」、紋別市スタート、北見市常呂町ゴールの「牧歌コース(80km)」、網走市スタート・斜里町ゴールの「メルヘンコース(41km)」のレベルに合わせて選べる4コースをご用意。
雄武町の前夜祭では、カニ汁やホタテ焼き、牛肉のジンギスカンなどがふるまわれ、スタート後の各休憩所では、関係市町の特産品などで疲れた身体を癒し、北見市常呂町のフェスティバルでは、屋台によるホタテやイクラの丼物やラーメン、抽選会などがたっぷりと楽しめます。また、最終ゴール地の斜里町では何物にも代えがたい感動のゴールが待ち受け、町民有志による昼食や抽選会などで3日間の疲れを癒してくれます。
スピードを競うレースですか?
この大会は、着順やタイムを競うレースではありません。事前に希望した速度(高速:25km、中速:20km、低速:15km)ごとに走行します。「追い越し」は、原則禁止。指導員の指示に従ってください。
自分のペースで自由に走ってもいいですか?
走行コースの約90%を交通量の多い国道のため、サイクリストと黄色いゼッケンをつけた指導員とで編成する速度毎のグループで走行します。自分のペースに合わないなどの理由で「追い越し」はできません。ただ、景色のすばらしいオホーツク海岸のビューポイントをどうしても記念に残したいと思う方は、後方車に停車の合図をし、撮影後は後続の車列に入り、追い越しせず走行してください。
一般的に、どのくらいのスピードで走るんですか?
申し込みの時に高速(平均25km/h)・中速(20km/h)・低速(15km/h)の3段階の走行速度の希望をとり、自己の力にあった速度で走行できます。
練習なしの、ぶっつけ本番でも大丈夫ですか?
北見市常呂町までは、アップダウンのきつい場所もありますので、坂道での練習も必要です。小学生でも完走している大会だから…という甘い考えは、大変危険です。美しいオホーツクのロケーションを楽しむためにも、ゴールでの感動を大切な記憶として刻んでいただくためにも、事前の練習時間は必要です。また、最近は、暑い日が続いていますので、水分補給(ボトル)の練習も必要かと…?
ママチャリでも参加できますか?
アップダウンがきつい場所もありますので、自転車は「変速機付き」のものに限らせています。ママチャリや複数乗り自転車では参加できません。ただ、レンタル用自転車もご用意しておりますので、知床サイクリングサポート(TEL 0152-24-2380)にお問い合わせください。
申し込みの方法を教えてください。
公式サイトからお申し込みいただくか、オホーツクサイクリング実行委員会が作成した「郵便振替用紙」をお使いいただくか、どちらかの方法でお申し込みください。職場やグループ単位など、多人数でのお申し込みを希望される場合には、実行委員会事務局あて、ご相談ください。
仲間と一緒に走りたいのですが?
ご家族と一緒に、あるいは職場やご友人などのお仲間と同じグループでの走行を希望される場合には、次の方法でお申し込みください。 【大会エントリーページ】からのお申し込みご家族での参加の場合には、「ご家族エントリー」のページへ、団体などでご参加の場合には、「お仲間エントリー」のページへ、それぞれお進みください。代表者の方からお申し込みをいただくことにより、グループ編成の際の参考とさせていただきます。
【郵便振替用紙】によるお申し込み振替用紙では、1枚につき、参加者1名分のお申し込みのみ可能です。「ご依頼人・通信欄」の「グループ名」欄に、同じグループの名称を、必ず記入してください。
中学生と小学生の兄妹だけで参加させたいのですが?
小・中学生のご参加は、保護者または高校生以上の兄姉もしくは保護者と同等の全責任を負える方の同伴を、参加の条件としております。したがって、中学生以下の兄妹だけで参加することはできません。
間違いなくエントリーされたことを確認したいのですが?
お申し込みをいただいたみなさまのご自宅に、遅くとも6月下旬までに「参加証引換券」をお送りします。この「引換券」には、エントリー種目、走行速度、ゼッケンナンバー、臨時バスや自転車を搬送する臨時トラックのお申し込み内容などが記載されています。同封の注意事項等のお知らせには、宿泊場所などが記載されています。万一、6月下旬になっても「引換券」が届かない場合には、恐れ入りますが実行委員会事務局あてご一報願います。
都合が悪くなってキャンセルした場合に、お金は返してくれますか?
申込期間内にキャンセルの申し出があった場合には、参加料や臨時バス使用料などはお返しします。ただし、申込期間終了後のキャンセルの場合、理由のいかんを問わずご返金には応じられません。
交通手段について
スタート会場まで、どのように行けばいいですか?
実行委員会では、フルコース(212km)・満喫コース(133km)の参加者向けに、スタート会場(雄武町民センター)行きの臨時バスおよび自転車搬送用の臨時トラックを、またメルヘンコース(41km)も含め、ゴール地点(斜里町役場前)から網走市(流氷街道網走・オホーツク総合振興局)女満別空港など各通過市町の休憩地点等行きの臨時バスおよび臨時トラック(空港を除く)を、それぞれ準備しています。
スタート会場あて、直接自転車を送りたいのですが?
ご自宅からスタート会場(雄武町か網走市又は紋別市の会場あて)まで、直接運送会社に委託して発送することができます。
大会開催中に関係した質問
自転車に積めない手荷物などはどうしたらいいですか?
大会の走行中に必要な手荷物を除き、スタート会場の雄武町及び紋別市では、北見市常呂町のゴール・宿泊会場まで、2日目のスタート会場の北見市常呂町からメルヘンコースの流氷街道網走を経由、ゴール地点の斜里町まで、それぞれ手荷物積載用のトラックで、お預かりします。
ただし、手荷物をお預かりして以降、走行途中での手荷物の受け渡しはできませんので、ご注意ください。また、現金や貴重品、こわれものなどの取り扱いはできません。万一、お預かりした荷物やバッグなどに損傷が生じた場合であっても、補償の責めには応じられません。
自転車ケースも預かってもらえますか?
手荷物と同様に取り扱います。ただし、手荷物と一緒にお預けください。
走っていた速度グループから離れてしまったら?
その後においても走行することが可能な状況であれば、後続の速度グループと一緒に走行してください。体調の不調や自転車の故障などにより遅れた場合には、遠慮なく指導員や大会関係者にお申し出ください。
最後尾のグループからも遅れてしまったら?
後尾指導員が、制限時間内でのゴールが可能であるか、あるいはこれ以上の走行の継続が可能であるかを、判断させていただきます。走行の中止を求められた場合や、参加者ご本人が走行を中止される場合には、最後尾を走行する収容車両(バス・トラック)をご利用ください。
疲れたので、リタイアしたい場合には?
指導員や大会関係者に遠慮なくお申し出いただき、最後尾を走行する収容車両(バス・トラック)をご利用ください。
自転車にトラブルが発生した場合には?
この大会には、自転車の修理のためのメンテナンス車両が同行しています。修理が必要な場合には、大会関係車両などに依頼してください。修理の費用はその場でお支払いいただくルールとなっています。念のために必要な現金を持参してください。
ケガや体調を崩したときには?
大会関係車両に乗車するスタッフは、事故によるケガや体調の不調を訴えている人がいないか、注意深く見守っています。しかし、走行中のすべてのサイクリストに注意が行き届かない場合も、多々あります。
大会開催時のケガや体調を崩した場合をはじめ、どのようなお困りごとについても、遠慮することなく、大会関係者にお申し出ください。
なお、大会には医師や看護師、保健師などが同行しております。
どのような服装で参加したらいいですか?
ヘルメットの着用は必須です。最近は30度を越えることがあります。長距離&日焼け対策に、長袖(アームカバー)とレーシングパンツをお勧めします。
必要な持参品は?
紫外線対策に日焼け止め&サングラス。気温変化と雨対策にウインドブレーカー&雨具。宿泊対策にエアー・アルミマット、耳栓(いびき対策)を持参し、複数の荷物を結ぶひもが便利です。
走行時の楽しみ方は…?
沿道の声援に応え、カメラマンの居場所を記憶(ゴール後の写真選びが楽)する。また、前方に気を付けて、オホーツクの大自然を楽しんでください。そのためにも、自転車の事前整備&予備チューブの持参は必須。(メンテナンス車両は同行しますが…。)
コースの詳細を知りたいのですが?
公式サイトには「ルートラボマップ」があり、走行コースや距離(車道走行だけの表示のため若干数字が違う)が分かります。また、コース上の吹き出しには、休憩地点やビューポイント、関係自治体を紹介しています。是非とも閲覧ください。
その他の質問
雄武町の前夜祭のときの夕食はどうすればいいのですか?
「フルコース・満喫コース」の参加者は、雄武町での前夜祭が楽しめます。参加されるサイクリストから頂戴する「参加料」には含まれておりませんので「夕食は各自で」ということになります。しかし、例年雄武町の前夜祭会場におきましては、雄武町の有志のみなさまのご厚意により、毛ガニ入りのてっぽう汁や、炭火ではじける牛肉のジンギスカン、ホタテなどが振る舞われ、前夜祭会場は遅くまでにぎわっています。スタート会場である雄武町民のウェルカムの心を、存分に味わってください。
例年の大会は、かなり暑くなりますか?
7月は、オホーツクの初夏の季節です。オホーツクが最も美しく輝く、彩り豊かな季節でもあります。
しかし、この時期は天候にも大きく左右されますが、一日のなかでも寒暖の差が激しく、朝は10度前後だったのに、日中は30度を超えたり、一日を通してストーブが恋しい気温であったりと、サイクリストの健康管理上からは結構やっかいな季節でもあります。
暑さ対策も、寒さ対策も、雨天対策も、いずれも必要な難しい時期なのです。ちなみに、最近は、2日間ともに汗ばむほどの陽気で、北見市常呂町のフェスティバルでは生ビールを楽しむサイクリストでにぎわっています。
宿泊場所はどんなところですか?
「フルコース・満喫コース」の参加者に宿泊していただくのは、雄武町でも北見市常呂町でも、「公共施設」です。学校の体育館や集会施設、体育施設などに宿泊していただきます。布団など寝具の用意はありませんので、必ず「寝袋」やキャンプ用のアルミマット(防寒・保温シート)などをご持参ください。ただ、寝袋等のレンタルが必要な場合は、事務局へ問い合わせください。
入浴は、日帰り入浴施設や公衆浴場などを利用しますが、入浴施設までは、無料の送迎バスを運行いたします。ただし、料金は、利用者のご負担となります。
親子での参加は格別
速度別で走行するので、小学生でも十分完走できます。ゴール後の達成感は何事にも代えがたい体験ができます。一気にフルコースではなく、日帰りでも楽しめる牧歌コースやメルヘンコースからがお勧め。
オホーツクサイクリングのモニターから
「走ることってこんなに楽しいんだ」「地元の方の声援に励まされた」「何か大切な事を見つけられ、リピーターが多いのも納得!」また、「初対面でも3日間過ごすと交流が深まります。」と、オホーツクサイクリングの魅力を語っています。